【必見】処方せん薬の金額を下げる方法

M&Aされない会社で働きたい。M&Aされやすい会社とされにくい会社の違い

今回は、サラリーマンなら誰もが願うこのテーマについてです。

 

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M&Aされる事を予定して入社する人はいませんし、極力M&Aを避けたいのが普通の考えですね。ですから、皆大手に就職するのです。ただ、現実をお伝えしなければなりません。

 

M&Aされない会社はほぼゼロです。

どんなに大きな会社でもM&Aされる可能性はあるのです。上場してるか否かも関係ありません。全ての会社に言えるのです。

 

 

とはいえ、M&Aのされやすさには差があります。それはみなさんもご存知の通り、大きい会社ほどM&Aされにくいという事です。原理は簡単。通常、大きい会社が小さい会社をM&Aするからです。どこよりも大きくなればそれこそ、M&Aされる確率はうんっと下がるでしょう。

 

 

だ、ここで気をつけなければならないこともあります。それはこのご時世、同業以外の業種からのM&Aもあり得るという事です。

具体的な例を挙げると、イオンです。イオンは有名な小売業者だと思いますが、今やイオン薬局やウェルシア薬局といった大きな薬局会社を保有しています。小売業で大成功を納めていますが、さらなるシナジーを求め薬局もM&Aしているのです。小売業、流通業、製造業、卸売業などの業種には薬局事業を持つメリットがたくさんありますし、薬局会社より遥かに規模が大きい会社が揃っていますので大いにあり得るのです。従ってこの例がある以上、薬局専業の中での大きさ比べだけではM&Aのされやすさは語れなくなってきたのです。

 

余談ですが、M&Aされるという話を耳にすると以下の事が頭をよぎると言われています。

・具体的に何が変わるの?

・給料下がるの?

・転勤になったりするの?

・冷たい対応されるの?

・リストラされるの?

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多くのケースを見てきて思いますが、ほとんどの人は過度な不安を持ち過ぎです。そんなに心配しないでください。

M&Aされたらどうなるかは下記の記事で紹介しておりますので、よかったら見てください。これを見れば「M&Aされてもそんなに怖くないかも。」と、思う事でしょう。

 

www.pharmacyassistant.xyz

 

 

 

遅くなりましたが、私が考えるM&Aされにくい薬局の特徴を挙げます。

M&Aされにくい会社の特徴

①上場している

②売上高がトップクラス

③新たな世界を目指す経営をしている

④引継ぐ器を持つ子供がいる

⑤株主が超大手企業(ファンドを除く)

⑥株主が第三者に売る事を頑なに拒む

⑦M&Aするメリットがない会社

上に挙げたのはあくまで、M&Aされる可能性を下げる要因です。鵜呑みにしないようにしましょう。

 

実はM&Aするしないの話で1番重要なのは株主(オーナー)の子供の存在です。後継者の存在ではありません。子供の存在なのです。理由を簡単に説明します。子供が会社を引継ぐために必要な主なお金は相続税です。一方で、子供以外が引継ぐために必要なお金は株式譲渡金です。そして、利益を出しやすい業界である薬局業界の特長として、株式譲渡金は相続税の何倍にもなっているのです。このため、引継ぐ手腕のある子供がいる場合、子供にとっても負担の少ない「子供への承継」が必然的に選ばれ、いない場合は「第三者への承継(M&A)」が消去法的に選ばれるわけです。もちろん、社内の人へ引継ぐことも可能ですが高額な株式譲渡金が必要になるため、払う事ができず第三者に承継せざるを得なくなってしまうのです。最後に挙げた⑦はある種のジョークですが、企業がM&Aしても何のメリットも生まれない会社も多く存在します。そんな薬局では個人経営でやっていくのが1番の方法と言えるでしょう。

 

鵜呑みにしてはいけない情報

M&Aされないだろうと勘違いを起こしやすいキーワードもありますのでご紹介します。

①人に譲る気はないと従業員にだけ言っているオーナー

今や全てのオーナーが売り時を考える時代です。従業員を安心させて退職を避けさせる事もしばしあると聞きます。一方で、第三者に対して存続を表明し続けている場合はある程度は信頼できると思います。

②家族経営で子供も同社で働いている

先行きが不安になってきた薬局経営を子供に背負ってもらう事を悩ましく考えるオーナーが急増しています。譲渡も大いにありえるのです。

③次期社長候補がいる

株主(オーナー)と社長は全くの別物です。身内による社長交代と同時に株式の第三者への譲渡も大いにありえるのです。

 

ろいろポイントは挙げてきましたが、最初にも記載した通り、この世の中、絶対M&Aされない会社はないのです。M&Aされない会社を見つけるためには、結局様々な観点から分析することが鍵となりますが、実は私はもっと大事な事があると思っています。それは個人の実力です。例えM&Aされたとしても、個人の能力が高ければ認められる世界なのです。ひと昔のM&Aとは全く異なり、譲受側の言いなりになるようなM&Aは今ではありえません。今は互いのメリットを出し合って協力して行こうという友好的M&Aしかないのです。ましてや、個人能力の高い人はM&Aされることによって活躍の場が広がるケースもあります。ポジションも上がる人もいます。ですから、多少の不安は必ずあると思いますが、最後は自分の力が試されるのです。どこにいても求められる人になれば、何が起きても大きな問題とはならないのかもしれませんね。

 

 

まとめ

・大きくて先進を行く企業はM&Aされるリスクが低くなる。

・親を超える手腕を持った子供が後継者候補の会社はM&Aされるリスクが低くなる。

・だが、どんな会社でもM&Aされるリスクがある。

・ 個人に実力さえ備わっていれば、例えM&Aされても大きな問題はない。逆にチャンスである。

 

以上、M&Aされない会社で働きたい!に関する記事でした。

 

薬局に入ろうと考えている就活生のみなさん、もし気になることがありましたら管理人の私までご連絡下さい。私が知る限りのアドバイスをさせて頂きます。もちろん、無料です(笑)

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