【必見】処方せん薬の金額を下げる方法

【湿布レビュ】ロキソニンSテープ/パップの使い心地と価格【薬剤師目線】

このページでは、

薬剤師が湿布を実際に使い

使い心地をレビューします

偏見は持たず、感じた事そのままを書くよう心掛けております。

今回の検証対象商品
  1. ロキソニンSテープ
  2. ロキソニンSテープL
  3. ロキソニンSパップ

 

他の湿布との比較はこちら

どんな視点で検証したの?

下記の記事で検証方法を詳しく紹介しています。
【参考】薬サポが行う「検証方法」を紹介します。

ロキソニンSテープ

まずは「テープ」から紹介します。

1.サイズと種類

サイズは2種類あります。

  •  7cm × 10cm
  • 14cm × 10cm

Lは、通常版のちょうど2倍の大きさです。(今回は通常版を代用しました)

2.色/厚さ

色は上の写真を参考にしてください。他と比べるとやや濃いめの肌色かもしれません。

・厚さ:普通紙5枚分

厚さですが、かなり薄めで他と比較しても「最薄クラス」であることは間違いないでしょう。

3.貼り心地

STEP.1
貼った直後
湿布自体の冷たさからくる「ヒヤッ」と感はあります。ただ、薄いので手で1分ほど温めればすぐに温まり、ヒヤッと感をなくすことはできます。
STEP.2
貼ったその後
約3分ほどすると、湿布成分による「スゥ〜ッ(ジワジワ)」っとする清涼感を感じる事ができます。その感覚は約3時間は続きます。6時間後には清涼感はなくなってました。
STEP.3
剥がした後
剥がした後は、ほんの少しだけベタつきが肌に残ります。ただし、ウェットティッシュで拭けば落とせるレベルです。

4.におい

4.1湿布そのもの

湿布を直で嗅ぐと、よく言われる湿布特有のにおいはします。ただ、強烈なにおいではなく、半径1メートルほど離れれば気付くことはなさそうです。

4.2袋の外から

チャック付いてます。
写真の通り、チャックもしっかりとした作りで、ちゃんと閉めれば、においが漏れることはなさそうです。意外に、手についたにおいが袋について、においが気になってしまうケースがありますので、気になる方は袋自体を適度に拭くことをおすすめします。正直、この項目は商品による差はほとんどないと思われます。

5.貼りやすさ/シールの剥がしやすさ

写真の通りの構造をしており、非常に貼りやすかったです。おすすめの貼り方は、はじめに真ん中のシールを取り、その状態で貼りたいところにまずは貼ります。狙い通りのところに貼れたら、両サイドのシールを剥がして貼り付け完了です。

湿布同士がくっついてしまった時は?と言いますと、ゆっくり丁寧に剥がせば元通りになりますし、そのまま普通に貼る事ができます。ただ、「丁寧に」がポイントで、高齢の方には難しいというか、嫌になってしまうかもしれません。筆者の親は66歳で、愛用しているそうですが、くっついて困ることはないとのことです。

6.伸縮性

可もなく不可もなく、普通に伸びます。関節に使用するには全く問題ないでしょう。イイネと思った点は、伸ばした後、元に戻る力が弱いことです。悪く言えば、伸びっぱなしです。なので、伸ばしながら貼る場合にはその状態が維持できるので、都合がよさそうです。

7.剥がれにくさ/やすさ

非常に良いバランスです。剥がれにくいわけではなく、剥がす時は痛みなく剥がす事ができます。ただ、上でも書きましたが、剥がした後は少しべたつき感が残ります(想像するレベルで)。気になる人は石鹸で洗う必要がありそうです。

8.切りやすさ

想像以上に切りにくかったです。一切りで切れるのはせめて1センチ。その先はハサミに挟まってしまいます。なので、もし切るなら小刻みに切っていくしか無さそうです。ちなみに、フィルムを剥がす前に切りましょう。そうでないと、ハサミが大変なことになります(ベタベタになるよ)。

9.期限の長さ

使用可能期間は約2年

2018年12月4日(火)に購入し、その時点での使用期限が「2020.9」でした。ただし、製造されてからどのくらい経って私の手元にきたのかがわかりませんので、正確な値ではないことをご了承ください。ネット、ドラッグストアで購入した場合は2年くらい持つのかなとという認識くらいにしていただければ幸いです。

10.持続性・使用上限

使用方法は「1日1回」とのことです。湿布類では最小値です。

使用上限ですが、1日に14cm × 20cmの面積までの使用が認められています。つまり、テープ(通常盤)は14枚までテープL12までという事になります。

以上が、ロキソニンSテープ/SテープLのレビューでした。

ロキソニンSパップ

次に「パップ」を紹介します。

1.サイズと種類

サイズは1種類だけです。

  • 14cm × 10cm

いわゆる普通サイズの大きさです。

2.色/厚さ

・色:白色
色は上の写真を参考にしてください。よくある白だと思います。

・厚さ:普通紙6枚分

厚さですが、最近の白い湿布は薄いの?と感じるほど薄かったです。若干、薄さに驚きました。ロキソニンSテープ(肌色)と比較してもほんの少し厚いかなと行った具合です。

3.貼り心地

STEP.1
貼った直後

湿布自体の冷たさからくる「ヒヤッ」と感はあります。ロキソニンSテープ(肌色)よりは強さを感じました。パップは、手で温めれば解決するレベルではなさそうです。パップは水分を多く含んでいるのでヒヤッと感は必ず出るでしょう。

STEP.2
貼ったその後
テープと同様、約3分ほどすると、湿布成分による「スゥ〜ッ(ジワジワ)」っとする清涼感を感じる事ができます。その感覚は約3時間は続きます。テープとの違いはヒンヤリ感が強めということです。また、6時間後には清涼感はなくなっていますが、水分からくるヒンヤリ感は最後まで感じることができました。
STEP.3
剥がした後

剥がした後は、結構ベタつきが肌に残ります。強めに拭けば落ちるかなレベルです。「7の写真」でわかる通り、粘着力は結構あります。

4.におい

4.1湿布そのもの

ハッカのような強めのにおいがします。テープとはにおいの種類も強さも違う気がしました。においを気にする人は要注意です。

4.2袋の外から

保存袋にチャック付いてます。

写真の通り、チャックもしっかりとした作りで、ちゃんと閉めれば、においが漏れることはなさそうです。意外に、手についたにおいが袋について、においが気になってしまうケースがありますので、気になる方は袋自体を適度に拭くことをおすすめします。正直、この項目は商品による差はほとんどないと思われます。

5.貼りやすさ/シールの剥がしやすさ

写真の通りの構造をしており、非常に貼りやすかったです。おすすめの貼り方は、はじめに湿布を伸ばし、フィルムを剥がしやすくさせ、片方のフィルムを剥がし、貼りたい場所に軽く貼り付け、定まったらもう片方のフィルムを剥がす方法です。

湿布同士がくっついてしまった時は?と言いますと、ゆっくり丁寧に剥がせば元通りになりますし、そのまま普通に貼る事ができます。ただ、「丁寧に」がポイントで、高齢の方には難しいというか、嫌になってしまうかもしれません。筆者の親は66歳ですが、普通に解く事ができました。

6.伸縮性

想像通りに伸びます。テープより伸びる気がしました。伸びる分、粘着力が高いという印象を持ちました。関節に使用するには全く問題ないでしょう。イイネと思った点は、伸ばした後、元に戻る力が弱いことです。悪く言えば、伸びっぱなしです。なので、伸ばしながら貼る場合にはその状態が維持できるので、都合がよさそうです。

7.剥がれにくさ/やすさ

写真の通り、そこそこ粘着力があります。はっきり言ってベトベトします。気になったのは、角があることです。角がある分、引っかかりやすく剥がれやすいと思います。テープと比較してより思いました。粘着力があるにもかかわらず、少し剥がれやすいのは残念に思いました。

8.切りやすさ

テープよりは切りやすかったです。こちらも、一切りで切れるのはせめて1センチくらいなので、小刻みに切っていくことがうまく切るコツです。ちなみに、フィルムを剥がす前に切りましょう。出ないと、ハサミが大変なことになります。

9.期限の長さ

使用可能期間は1年半

2018年12月4日(火)に購入し、その時点での使用期限が「2020.6」でした。ただし、製造されてからどのくらい経って私の手元にきたのかがわかりませんので、正確な値ではないことをご了承ください。ネット、ドラッグストアで購入した場合は上記の期間くらい持つのかなとという認識くらいにしていただければ幸いです。

10.持続性・使用上限

使用方法は「1日1回」とのことです。湿布類では最小値です。

使用上限ですが、1日に14cm × 20cmの面積までの使用が認められています。つまり、パップは1日に2枚までという事になります。
以上が、ロキソニンSパップのレビューでした。

以上、「【湿布レビュ】ロキソニンSテープ/パップの使い心地と価格【薬剤師目線】」でした。

 

他の湿布との比較はこちら