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【節約術】薬局によってお薬代に差があるって本当?

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今回は、薬局によってお薬代に差があるのか?について解説します。

 

 

 
薬局によって
お薬代に差があるの?*
 

*お薬代:純粋な薬の費用だけの事ではなく、薬を入手するためにかかる全ての費用を指しています。薬局でかかる費用全ての事です。

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いきなり結論ですが

 

差、あります

 

 

しかも18通りから生まれる差

※2018年3月時点

 

実のところ、ほとんど知られていない事実だったりします。

 

たまに、

 

「薬の説明を省くと安くなる」とか、

 

「後発医薬品(ジェネリック)を利用すると安くなる」など、

 

ファイナンシャルプランナー(通称:FP)がテレビでお得情報を紹介していたりしますが、薬局自体に価格の差があることは、ほとんど紹介されていません。少なくとも薬サポは見た事ないです。

 

そこで、今回は、薬局によってどのくらい差があるのかどのような違いがあって差が生まれるのかを誰もがわかるように説明していきたいと思います。

 

薬局によっていくら差が出るの?

薬局によって差が出ると言いましたが、その差は「基本料」の違いから生まれる差です。そして、その基本料は全部で18種類もあり、それぞれ差が生じるわけです。

 

薬局によって基本料が違う

 

そこで今回は、薬局によって差がある「基本料」について全てのパターンを下図の通りまとめてみました。

図:1(単位:円)

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結論からいうと、同じ「処方箋」でも出す薬局によって最大750円の差があります。(この金額は健康保険適用前の金額です。自己負担割合によって実際に支払う金額は変わります。)

 

患者が実際に支払う金額(自己負担額)は、かかる医療費に対して1〜3割程度である事から、この金額の1〜3割である75〜220円くらいが患者が実際に支払う金額の最大差額ってことになるかと思います。全額自費の人はもちろん750円の差額です。

 

あなたの薬局の基本料はいくら?

上の図で、薬局によって基本料が異なることがわかったと思います。さて、次に思う事はみんな同じです^^

自分の行きつけの薬局の
基本料はいくらなのか?
(・・?)

 

だと思います。ここでは、それを調べる方法を2つ紹介します。

 

基本料の調べ方①

1つ目は、薬局でもらった領収書・明細書を確認する方法です。

薬局でもらう領収書や明細書には、下にある「図:3」の中のどれかの金額が書いてあると思いますので、自分で見つけてみてください。足していったものが基本料総額になります。まとまって書かれていない場合もありますので、若干わかりにくいかもしれません。おすすめは次の調べ方です。

 

基本料の調べ方②

2つ目は、基本料まとめサイトで確認する方法です。

厚労省から発表される基本料を独自手法でまとめてみました。Google mapに全薬局をプロットしてありますので、行きつけの薬局だけでなく、近くの薬局の基本料も確認できます。ぜひ、確認してみて下さい。下記の記事の通りです。

 

 

www.pharmacyassistant.xyz

 

 

 

 

 

差が出る理由

差が出る理由は少し複雑で、薬局の会社規模、医療費削減への貢献度、地域への貢献度によって取れる基本料が変わるからです。

 

<基本料を決める要素>

薬局の会社規模

✖️

医療費削減への貢献度

✖️

地域への貢献度

 

「基本料」についてもう少し掘り下げた説明をしたいと思いますが、その前に、より理解するために薬局でかかる費用の全体像を説明したいと思います。せっかくですので、基本料だけでなく薬局全般についてもっと知ってもらいたいと思います。

処方箋の価格構成

図:2

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全体感を把握するには、一枚の処方箋を分解する形で読み解くと理解しやすいので、一枚の処方箋を取り上げます。

 

図に沿って説明していきます。まず、全体感ですが、処方箋は技術料と薬剤料によって構成されています。

技術料は大きく3つに分かれ、薬の安全性や品質を確保する業務に対する費用である基本料、薬を調剤する際の業務に対する費用である調剤料、安全な服用や効果を管理する業務に対する費用である薬学管理料から構成されています。

次に薬剤料ですが、ほとんどは薬剤料で構成されています。国で定められた薬価と錠数の掛け算で金額が決まります。

 

以上に説明した通り、薬局で発生する費用について、ある程度は把握できたと思います。続けて、基本料についてもっと掘り下げて説明したいと思います。

図:3

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基本料の内訳

図の通り、調剤基本料、後発医薬品調剤体制加算、基準調剤加算と大きく3つに分けられます。それぞれ3、3、2種類あり、それぞれの掛け合わせで全18パターンあるというわけです。簡単にそれぞれの特徴を説明します。

調剤基本料

名の通り、基本料です。所属しているグループ会社によって区分けされています。大きいグループになればなるほど低く設定されています。(上で言う「薬局の会社規模」)に当たる項目です。)

基本料の額

薬局の会社規模:大<中<小

 

後発医薬品調剤体制加算

ジェネリック医薬品の調剤割合によって区分けされています。使用割合が高い薬局ほど高く設定されています。(上で言う「医療費削減への貢献度」)に当たる項目です。)

基本料の額

医療費削減への貢献度:大>中>小

 

基準調剤加算

より地域に貢献し、より高機能な薬局が算定できる加算です。24時間体制や在宅医療、薬の在庫品目数など国が定めた値をクリアした薬局だけが算定できる項目です。算定するかしないかの二択です。(上で言う「地域への貢献度」)に当たる項目です。)

基本料の額

地域への貢献度:大>小

 

以上が、基本料に差が出る理由でした。

 最後に

大事な話

今回は基本料を取り上げ、料金の違いを説明しましたが、実は、この差は患者へのサービスの質の違いから生まれるものではありません。つまりは、基本料が高いからと言ってサービスが良い薬局であるとは言えないのです。基本料が低くてもサービスの良い薬局はいくらでもありますし、全ての薬局が高いレベルの質であるべきとの全体方針もあります。

 

基本料が低い方からと言って

サービスが悪いわけではない

 

と言う事で、サービスの良し悪しは「人」の良し悪しでもありますので、自分に合うか合わないかは実際に薬局に行ってみるしかないのかもしれませんね。

 

以上、「【節約術】薬局によってお薬代に差があるって本当?」でした。

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